中耳炎は、鼻の奥から耳管(鼻や喉と耳をつなぐ管)を通じて、ウイルスや細菌が中耳に入り込むことで炎症が起こる病気です。
「耳から菌が入る」わけではなく、「鼻から中耳炎が生じる」のが特徴です。
鼻水への対策:中耳炎を防ぐために、特に鼻水への対応が重要です。
- ・鼻をかめる子:鼻水をすすらないように教え、上手にかめるようサポートしましょう。
- ・鼻をかめない乳幼児:市販の鼻吸い器を使ったり、必要に応じて病院で吸引するのがおすすめです。
鼻吸いのポイント
- 自宅で市販の鼻吸い器を使うのもよいですが、吸い切れない場合は病院で専用の吸引器を使用すると効果的です。
- 鼻水がたまっていると、不機嫌になったり、授乳や食事がうまくいかない原因になることもあります。鼻水が気になるときは早めにご相談ください。
当院では、ネブライザーを使った鼻吸いも行っています。
鼻吸いだけでの受診も可能ですので、お気軽にご相談ください。